今回は、
✅ 「~直す」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「~直す」の意味・使い方
「~直す」は、もう1度はじめから行うことを表す
絵を描く。
↓
絵を描き直す。
サイトにログインする。
↓
サイトにログインし直す。
「直す」本来の意味は、
- 本来の正常な状態に戻す
- 地位・身分などを元に戻す
- 物や人をしかるべき場所・位置にすえる
などです。
ケガや病気を治療するという意味の「治す」とは異なるので、注意しましょう。
今回の「~直す」は、動詞としての本来の意味・役割が薄れていますね。
このように、ほかの動詞について使用する場合の動詞を「補助動詞」といいます。
夕食を作っている。
夕食を作っておく。
夕食が作ってある。
なども、補助動詞の仲間です。
前についた動詞とひとまとまりになるため、そこからさらに
【打ち消し】
これ以上は、やり直さない。
【使役】
Aさんに字を書き直させる。
【意志】
今から、掃除をし直そう。
【希望】
ミスが多かったので、もう1度やり直したい。
【推定】
後日、音源を録音し直すそうだ。
のように、助動詞が後続して意味が追加されることもあります。
また、ほかの動詞とセットでひとまとまりの述語を作るのが主な機能ですが、連用形の「直し」で止めることで
計画の練り直しが必要だ。
そろそろ実家の立て直しをしなければならない。
やり直しは終わりましたか?
のように、ひとまとまりの名詞として使用されることもあります。
「~直す」の接続
【動詞】
きれいに書き直しなさい。
料理が冷めてしまったので、温め直そう。
先生からのアドバイスを聞いて、進路を考え直すことにした。
ブレてしまったので、写真を撮り直す。
電車に乗っているので、のちほどかけ直します。
参考書籍
今回は、
✅ 「~直す」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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