
令和6年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
試験Ⅱ 問題1
の解説です。
お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。
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1番
その答えになる理由


ひがみじかく
高高低低高低
前半の
ひが
高高
の部分は、「雨(高低)」でも「飴(低高)」でもないので、そこだけ聴いても選択肢を絞ることができないですね。
そのため、
みじかく
低低高低
の部分で考えてみましょう。
1回目の音声で
みじ
低低
を意識して聴いてみると、「雨(高低)」でも「飴(低高)」でもないことがわかります。
この時点で、高低の差がないb・dに選択肢を絞ることができます。
2回目の音声で
じか
低高
を意識して聴いてみると、「飴(低高)」と同じアクセントであることがわかります。
bが正解です。
2番
その答えになる理由


あきらめずに
低低高高低高
1回目の音声で、
あき
低低
の部分を意識して聴いてみると、「雨(高低)」でも「飴(低高)」でもないですね。
この時点で、aが正解です。
3番
その答えになる理由


うしろすがたが
高高低低高高低
前半の
うし
高高
の部分は、「雨(高低)」でも「飴(低高)」でもないので、そこだけ聴いても選択肢を絞ることができないですね。
そのため、
しろ
高低
の部分で考えてみましょう。
1回目の音声で
しろ
高低
を意識して聴いてみると、「雨(高低)」と同じアクセントであることがわかります。
この時点で、c・dに選択肢を絞ることができます。
2回目の音声で
たが
高低
を意識して聴いてみると、「雨(高低)」と同じアクセントであることがわかります。
dが正解です。
4番
その答えになる理由


みなみぐちまで
低高低低高低低
1回目の音声で
なみ
高低
を意識して聴いてみると、「雨(高低)」と同じアクセントであることがわかります。
この時点で、a・bに選択肢を絞ることができます。
2回目の音声で
ぐち
低高
を意識して聴いてみると、「飴(低高)」と同じアクセントであることがわかります。
aが正解です。
5番
その答えになる理由


こわれたテレビを
高低高低低高低低
1回目の音声で
れた
高低
を意識して聴いてみると、「雨(高低)」と同じアクセントであることがわかります。
この時点で、aを選択肢から外すことができますね。
2回目の音声で
テレビを
低高低低
を聞いてみると、前半が「飴(低高)」と同じアクセント、後半が「雨(高低)」でも「飴(低高)」でもないことがわかります。
bが正解です。
6番
その答えになる理由


あめがふらないと
低高低高高低低高
1回目の音声で
あめ
低高
を意識して聴いてみると、「飴(低高)」と同じアクセントであることがわかります。
この時点で、c・dに選択肢を絞ることができます。
2回目の音声で
いと
低高
を意識して聴いてみると、「飴(低高)」と同じアクセントであることがわかります。
cが正解です。
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