今回は、
✅ 「だけ」の意味・使い方
✅ 「だけ」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「だけ」の意味・使い方
「だけ」は、限定の意味を表す
ピーマンを食べた。
だと、ほかにも食べたものがあるかもしれませんが、
ピーマンだけ食べた。
だと、「だけ」によって「ピーマン」をとりたてることで、唯一の食べたものであることがわかりますね。
限定を表す「だけ」は、数量語につくことも可能です。
財布の中に、500円だけ入っている。
また、「だけだ」の形で、述語になることもできます。
私が食べたのは、ピーマンだけだ。
財布の中に入っているのは、500円だけだ。
「だけ」は、程度・限度を表す
荷物を積めるだけ積んでおいてください。
「●●だけ」には、可能性・能力を表す状態性の述語がくることが多く、「だけ」でその可能性の程度・言語を限定します。
程度・限度を表す「だけ」は、「だけの」の形で名詞を修飾することも可能です。
やれるだけのことをやろう。
「だけ」の類似表現
「だけ」の類似表現は、「のみ」「しか」
ピーマンだけ食べた。
ピーマンのみ食べた。
ピーマンしか食べなかった。
では、いずれも唯一食べたものが「ピーマン」だと限定していますね。
財布の中に、500円だけ入っている。
財布の中に、500円のみ入っている。
財布の中に、500円しか入っていない。
では、いずれも財布の中に入っている金額が「500円」であることがわかります。
「しか」の場合だけ否定文になるので、注意しましょう。
また、「だけ」「のみ」は、
○ 私が食べたのは、ピーマンだけだ。
○ 私が食べたのは、ピーマンのみだ。
のように、「だけだ」「のみだ」の形で述語にすることができますが、
× 私が食べたのは、ピーマンしかだ。
のように、「しか」は述語にできません。
参考書籍
今回は、
✅ 「だけ」の意味・使い方
✅ 「だけ」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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