今回は、
✅ 「得る」「得ない」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「得る(える・うる)」の意味・使い方
「得る(える・うる)」は、可能性があることを表す
このままだと、落第し得る。
のように、漢字で表す以外にも
このままだと、落第しえる。
このままだと、落第しうる。
のように、ひらがなで表す場合もあります。
「える」「うる」は、どちらも正用ですが、「うる」の方が文語的です。
このまま円安が続くこともあり得る。
のように、無生物が主語になる場合は、それが起こる可能性があることを
こんなに円安になるなんて、誰が想像し得ただろう。
のように、人が主語の場合は
こんなに円安になるなんて、誰が想像できただろう。
などに言い換えることからわかるように、能力・状況的に可能であることを表します。
人が主語である場合、能力の主体は、ガ格・二格のどちらでもOKです。
こんなに円安になるなんて、誰が想像し得ただろう。
こんなに円安になるなんて、誰に想像し得ただろう。
「得ない(えない)」は、可能性がないことを表す
こんな数値になるなんて、あり得ないよ。
のように、無生物が主語になる場合は、それが起こる可能性がないことを
彼が犯人だとは、誰にも予想し得なかった。
のように、人が主語の場合は、能力・状況的に不可能であることを表します。
否定形の場合の読み方は、「えない」のみです。
○ こんな数値になるなんて、ありえないよ。
× こんな数値になるなんて、ありうないよ。
「得る(うる・える)」の接続
【動詞】
事故は、誰にでも起こり得る。
参考書籍
今回は、
✅ 「得る」「得ない」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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