今回は、
✅ 「もの」「もん」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「もの」「もん」の意味・使い方
「もの」「もん」は、あとから理由を表す
終助詞について不安がある場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。
終助詞とは?種類と用法を一覧でわかりやすく解説!【例文で学ぶ 日本語文法】
心配だよ。だって、親友だもの。
心配だよ。だって、親友だもん。
心配していることの理由が「親友だから」という形であとづけで述べられています。
「もん」は、「もの」が撥音化したものなので、意味は同じです。
「もん」の方が、くだけた表現ですね。
心配だよ。だって、親友だもの。
心配だよ。だって、親友だもん。
のように、話し手が自分が言った内容に対する理由説明に使うほか、
A「なんで、ピーマンを食べないの?」
B「だって、嫌いなんだもん。」
のように、聞き手の疑問に対する説明としても用いられます。
理由を表すので、
親友だから、心配だよ。
のように、「から」などを使って書き替えることも可能です。
聞き手が事情がわからないと考えている内容について、話し手が個人的に理由だと考えていることを表すため、
A「なんで、ピーマンを食べないの?」
B「だって、嫌いなんだもん。」
は自然ですが、
A「なぜ、仕様書が変更になったのですか?」
B「顧客から要望があったんだもん。」
だと不自然ですね。
その理由の正当性を譲らない幼い印象を与える表現になってしまうため、改まった場面では用いられにくなります。
「もの」「もん」の接続
【動詞】
もっと試合を見ていたい。結果が気になるもの。
【イ形容詞】
ピーマンを食べたくない。嫌いだもん。
【ナ形容詞】
明日は、学校に行くよ。もう元気だもん。
【名詞+だ】
私も行きたいな。だって、彼女だもの。
間に「なのだ(なんだ)」が挿入されて、
ピーマンを食べたくない。嫌いなんだもん。
明日は、学校に行くよ。もう元気なんだもん。
となることもあります。
参考書籍
今回は、
✅ 「もの」「もん」の意味・使い方
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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