今回は、
✅ 「につけ」「につけて」の意味・使い方
✅ 「につけ」「につけて」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「につけ」「につけて」の意味・使い方
「につけ」「につけて」は、2つの事態が同時におこり、反復することを表す
アルバムを見るにつけ、楽しかった日々を思い出す。
アルバムを見るにつけて、楽しかった日々を思い出す。
- 従属節が「アルバムを見るにつけ」
- 主節が「楽しかった日々を思い出す」
です。
「て」の有無による意味の違いは、ありません。
2つの事態が同時に起こること・また、単発ではなく何回も起こることがわかりますね。
主節には、自然と起こることがきます。
× アルバムを見るにつけ、楽しかった日々を思い出してください。
× アルバムを見るにつけ、楽しかった日々を思い出しなさい。
× アルバムを見るにつけ、楽しかった日々を思い出そう。
のような依頼・命令・意志などは現れないので、注意しましょう。
「につけ」「につけて」の接続
【動詞の非過去形】
故郷のことを思うにつけ、学生時代の言動が悔やまれる。
故郷のことを思うにつけて、学生時代の言動が悔やまれる。
「につき」「につけて」の類似表現
「につき」「につけて」の類似表現は、「たび」「ごとに」
アルバムを見るにつけ、楽しかった日々を思い出す。
アルバムを見るにつけて、楽しかった日々を思い出す。
アルバムを見るたび、楽しかった日々を思い出す。
アルバムを見るごとに、楽しかった日々を思い出す。
のように、「につけ(て) ⇔ たび ⇔ ごとに」を置き換えても不自然ではないですね。
動詞の非過去形に接続する点も同じです。
参考書籍
今回は、
✅ 「につけ」「につけて」の意味・使い方
✅ 「につけ」「につけて」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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