今回は、
✅ 「によると」「によれば」の意味・使い方
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「によると」「によれば」の意味・使い方
「によると」「によれば」は、情報源を表す
新聞によると、Aさんがノーベル賞を受賞したらしい。
新聞によれば、Aさんがノーベル賞を受賞したらしい。
新聞によると、Aさんがノーベル賞を受賞したようだ。
新聞によれば、Aさんがノーベル賞を受賞したようだ。
新聞によると、Aさんがノーベル賞を受賞したそうだ。
新聞によれば、Aさんがノーベル賞を受賞したそうだ。
「Aさんがノーベル賞を受賞した」という事態に対する情報源が「新聞」ですね。
「によると」「によれば」のどちらでも意味は変わりませんが、
× 新聞によると、Aさんがノーベル賞を受賞した。
× 新聞によれば、Aさんがノーベル賞を受賞した。
のように、断定の形ではなく、「らしい」「ようだ」「そうだ」などの伝聞の用法をもつ表現と共に用いられます。
「らしい」「ようだ」「そうだ」は、認識のモダリティ
Aさんは、社長の説得に失敗したらしい。
であれば、
- 「Aさんは、社長の説得に失敗した」が命題
- 「らしい」がモダリティ
です。
命題がその文が伝える事柄的な内容を・モダリティがその文の内容に対する話し手の判断や聞き手への伝え方などの文の述べ方を担っています。
モダリティの中でも、
Aさんは、社長の説得に失敗したらしい。
Aさんは、社長の説得に失敗したようだ。
Aさんは、社長の説得に失敗したそうだ。
のような事態に対する話し手の認識の仕方を表すものが「認識のモダリティ」です。
「らしい」「ようだ」「そうだ」は、この認識のモダリティに分類されます。
参考書籍
今回は、
✅ 「によると」「によれば」の意味・使い方
について、解説してきました。
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