今回は、
✅ 「のみならず」の意味・使い方
✅ 「のみならず」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
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例文で学ぶ 日本語文法
「のみならず」の意味・使い方
「のみならず」は、付け加えの表現
このカードゲームは、子どものみならず大人も夢中になっている。
「のみ」は、限定の表現です。
このカードゲームに夢中になっているのは、子どものみだ。
だと、「子どもだけ」を表していますね。
「のみ」を否定した「のみならず」の形だと、限定を否定することで、「それだけではない」という付け加えの表現になります。
後続要素には、「も」「まで」が現れる。
このカードゲームは、子どものみならず大人も夢中になっている。
このカードゲームは、子どものみならず大人まで夢中になっている。
「のみならず」の類似表現
「のみならず」の類似表現は、「だけでなく」「ばかりでなく」
このカードゲームは、子どものみならず大人も夢中になっている。
このカードゲームは、子どもだけでなく大人も夢中になっている。
このカードゲームは、子どもばかりでなく大人も夢中になっている。
のように、「のみならず ⇔ だけでなく ⇔ ばかりでなく」を置き換えても不自然ではないですね。
「のみならず」が限定の「のみ」を否定して付け加えの意味になっていたように、
- 限定の「だけ」を否定することで、付け加えの意味の「だけでなく」に
- 限定の「ばかり」を否定することで、付け加えの意味の「ばかりでなく」に
なっています。
「のみならず」「ばかりでなく」は、「だけでなく」に比べて書き言葉的で、やや硬い表現です。
参考書籍
今回は、
✅ 「のみならず」の意味・使い方
✅ 「のみならず」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
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