今回は、
✅ 「っぱなし」の意味・使い方
✅ 「っぱなし」の類似表現
について、一緒に勉強していきましょう。
この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、以下をブックマークしてご確認ください
例文で学ぶ 日本語文法
「っぱなし」の意味・使い方
「っぱなし」は、そのままの状態にしてしまうことを表す
パジャマが脱ぎっぱなしだ。
では、本来片付けてあるはずのパジャマが脱いだ状態で放置された状態になっています。
本来期待される状況にない状態のままであることを表しており、
立ちっぱなしの仕事で疲れてしまった。
であれば、本来は「座って休憩できている状態」であるものの、「立つ」という状態が継続されていたことが
Aさんから本を借りっぱなしになっていた。
であれば、本来は「Aさんに本を返している状態」であるものの、「借りる」という状態が継続されていたことがわかりますね。
「っぱなし」の接続
教科書を机の上に出す。
動詞「出す」の連用形は、「出し」ですね。
「っぱなし」を接続すると「出しっぱなし」です。
教科書を机の上に出しっぱなしだ。
のように、「っぱなし」を用いることで、「出す」状態から「片付ける」ことをしないで放置されていることがわかりますね。
「っぱなし」の類似表現
水を出しっぱなしになっていた。
水を出したままになっていた。
水を出したきりになっていた。
のように、いずれも水を出した状態のまま、止めていないことを表しています。
「まま」「きり」は動詞のタ形に接続するため、そのまま入れ替えることはできませんが、表している状態は同じです。
いずれも期待される状況は、「水を止めていること」ですが、その状態になっていないことがわかりますね。
参考書籍
今回は、
✅ 「っぱなし」の意味・使い方
✅ 「っぱなし」の類似表現
について、解説してきました。
を主に参考にしています。
さらに詳しく勉強したい方は、ぜひ手に入れてみてください。
また、この記事以外にも、文法の記事を数多く掲載しています。
ぜひ、ブックマークしてご確認ください。