【令和元年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅰ 問題7の解説!

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令和元年度_試験Ⅰ

令和元年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における

 試験Ⅰ 問題7

の解説をしていきます。

お手元に、以下をご用意の上で読んでいただければ幸いです。

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問1 非同期型のe-learning

その答えになる理由

e-learningに関する「同期型」「非同期型」の定義は、本文中に記載があります。

同期型
教師が行う授業をリアルタイムで遠隔地に配信する

非同期型
インターネットにより動画や教材を配信する

教師の授業を【リアルタイム・遠隔】で見るのが「同期型」、【非リアルタイム・録画されたもの等】で見るのが「非同期型」です。

選択肢を1ずつ見ていきましょう。

「非同期型」では、学習者が空いている時間に自主的に授業録画等を見ることになります。
そのため、対面授業よりも学習者の自律学習の力が必要になり、学習者によっては継続が難しい面も出てきます。
1が正解です。

紙媒体の方が知識を得やすいか、e-learningの方が知識を得やすいかは学習者によって異なります。
2は間違いです。

テスト形式のものであれば、すぐに正誤判定を行うことができます。
3は間違いです。

学習者がどこまで履修しているかは、システムで確認可能です。
4は間違いです。

問2 反転授業

解説 反転授業

「反転授業」とは、事前に学習者に予習をしてきてもらい、それを前提に授業で問題を解いていくような授業形式のことです。
従来の「授業→復習として練習問題」と「反転」していることから「反転授業」と呼ばれます。

その答えになる理由

1がそのままですね。
これが正解です。

問3 ADDIEモデル

解説 イントラクショナル・デザイン

「イントラクショナル・デザイン」とは、教育の場において、高い学習効果が得られる教育の内容をシステム的なアプローチによって設計することです。

解説 ADDIEモデル

「インストラクショナル・デザイン」を活用して学習プログラムを設計するための代表的な理論が「ADDIEモデル」です。
 Analysis(分析)
 Design(設計)
 Develop(開発)
 Implementation(実施)
 Evaluation(評価)
の5つの段階を踏みながら、学習プログラムを作成します。

その答えになる理由

3がそのままですね。
これが正解です。

問4 著作権

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

1 他の人が書いた文章を無断でアップするのは、著作権の侵害に当たります。

2 ウェブ上の動画のURLをSNSにアップすること自体は、著作権の侵害には当たりません。動画をダウンロードしてアップすると、著作権の侵害に当たります。

3 著作権は作品を制作すると同時に発生します。

4 他の人の撮影した写真等は、一部であっても無断で使用すると著作権の侵害に当たります。

2が正解です。

問5 項目応答理論

解説 項目応答理論

「項目応答理論」とは、複数の異なるテストの得点を共通の基準で表すための統計的理論に基づいたテスト理論のことです。
「日本語能力試験」などの大規模な試験に用いられています。

小難しく見えてしまいますが、「試験によっては年度で難易度が異なることがある中で、異なるテストであっても、同一の基準で比較するための方法」くらいの理解で大丈夫です。

その答えになる理由

4がそのままですね。
これが正解です。

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