【平成29年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅲ 問題9の解説!

過去問解説

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問1 ジョハリの窓

「ジョハリの窓」とは、ジョセフ・ラフトとハリーインハムの2人の心理学者が考案した、自己開示について客観的に捉えるための枠組みのことです。
自己開示の程度について分析するために、
●自分自身が知っているか・否か
●他人が知っているか・否か
の視点により、自身を4つの窓に当てはめて考えます。

自分について自分が【知っている】
自分について他人が【知っている】
⇒ 開放の窓 (オープンな部分)

自分について自分が【知っている】
自分について他人が【知らない】
⇒ 秘密(隠蔽)の窓 (隠れた部分)

自分について自分が【知らない】
自分について他人が【知っている】
⇒ 盲目の窓 (盲目な部分)

自分について自分が【知らない】
自分について他人が【知らない】
⇒ 未知の窓 (未知の部分)

その答えになる理由

「自己開示」とは本文中にある通り「自身の個人的な情報を他者に知らせる行為」のことです。
また、自己開示の度合いは文化によって異なるとされています。

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

自己開示の度合いを高めることで、記載されている図の①→③へと範囲が広がります。
それに伴い自己の明確化が行われるので、1が正解です。

非言語コミュニケーションではその場の感情等は伝えることはできても、自己開示は行われません。
2は間違いです。

本文中の定義にある通り、自己開示の目的は利益のために行われるのではありません。
3は間違いです。

自己開示の度合いは文化によって異なるため、男女や年齢による差異があります。
4は間違いです。

問2

その答えになる理由

出典元はこちら

「平成28年度外国人留学生在籍状況調査結果」P3より、日本の高等教育機関及び日本語教育機関で学んでいる外国人の数は239,287人で約24万人です。

出典元はこちら

「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ」P1より、日本で働いている外国人の数は1,083,769人で約110万人です。

1が正解です。

問3 エポケー

解説 エポケー

「エポケー」とは、異文化において遭遇する諸現象に対して、自分の価値基準によって早急に判断することなく、一旦判断自体を保留にすることを言います。

その答えになる理由

3が「エポケー」の内容そのままですね。
これが正解です。

問4 ジョハリの窓

その答えになる理由

選択肢を1つずつ見ていきましょう。

「①オープンな部分」は、自分自身も他人も知っているところです。
ここが大きい人は積極的に自己開示しているので、1は間違いです。

「②盲目な部分」は、自分自身は気づいていないが他人は気づいているところです。
ここが大きい人は自己認識が弱い傾向にあると言えます。
2が正解です。

「③隠れた部分」は、自分自身は気づいているが他人には隠しているところです。
ここが大きい人は自己開示に消極的なので、3は間違いです。

「④未知の部分」は、自分自身も他人も気づいていないところです。
ここの大きさをはかることはできないので、4は間違いです。

問5

その答えになる理由

「①オープンな部分」だけでなく、「③隠れた部分」も自己開示により大きくしていくことができます。
1と2は間違いです。

「①オープンな部分」と「③隠れた部分」の違いは、自分自身が気づいている内容を他人に気づかせるかどうかです。
他人に隠しているところを開示していくことにより、「③隠れた部分」は小さくなり、「①オープンな部分」が大きくなっていきます。
3が正解です。

「②盲目な部分」と「③隠れた部分」は自分自身が気づいているか・他人が気づいているかのいずれも共通していません。
どちらかが大きくなっても、もう片方には作用しないため、4は間違いです。

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