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(6) 金田一春彦の動詞分類
解説 金田一春彦の動詞分類
国語学者の金田一春彦は、日本語の動詞をアスペクトの観点から4種に分類しています。
①状態動詞
●「~ている」をつけなくても状態を表す動詞
●「いる」「ある」「動詞の可能形」など
②継続動詞(動作動詞)
●「~ている」とともに動きが進行中であることを表す動詞
●「話す」「走る」など
③瞬間動詞(変化動詞)
●「~ている」とともに動きの結果を表す動詞
●「消える」「死ぬ」など
④第4種の動詞
●必ず「~ている」とともに状態を表す動詞
●「そびえる」「きわだつ」など
その答えになる理由
典型的な「動き」を表す動詞は、「継続動詞」です。
1 状態動詞
2 状態動詞
3 状態動詞
4 継続動詞
4が正解です。
問2 動作名詞(動名詞)
その答えになる理由
日本語の動作名詞とは「~する」をつけると動詞になる名詞のことです。
1 × 火事する
2 × 大会する
3 × 感覚する
4 ○ 意味する
4が正解です。
問3 形容詞
その答えになる理由
例文を作って考えてみましょう。
1 例文で考えてみましょう。
「この絵は、とても美しい」
程度副詞「とても」が、形容詞「美しい」を修飾しています。
2 「~ている」のようなアスペクトは、動作がどういう局面か示す表現です。
形容詞は動作を表していないので、そもそもアスペクトが存在しません。
3 例文で考えてみましょう。
「見た目は良かったが、おいしくはなかった」
形容詞「良い」のタ形に、接続助詞「が」が後接しています。
4 例文で考えてみましょう。
「彼、かっこいいよね」
形容詞「かっこいい」に、モダリティ「よね」が後接しています。
1が正解です。
(9) 2つ以上の品詞にまたがるもの
その答えになる理由
「今は幸せです」の幸せは「名詞」、「幸せな姿」の幸せは「ナ形容詞の連体形」です。
名詞・ナ形容詞の2つの品詞にまたがって同じ形をしています。
3が正解です。
(5)
その答えになる理由
動詞の典型的な意味は「動き」です。
選択肢の中で「動き」を表していないものを探してみると…「違う」が怪しそうですね。
各選択肢をテ形にしてみると
1 違って
2 行って
3 曲がって
4 落として
ですが、「違う」は若者を中心とした話し言葉で「違くて」という表現を耳にしたことがあるのではないかと思います。
これは、動詞「違う」をイ形容詞のように変化させたものです。
「違くない」「違くて」「違かった」のように活用に揺れが生じているとする説もあります。
1が正解です。
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