【令和3年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅱ 問題4の解説!

日本語教育能力検定試験

令和3年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における

 試験Ⅱ 問題4

の解説をしていきます。

お手元に、以下をご用意の上で読んでいただければ幸いです。

※ 過去問は、大きな書店でも置いていないことがあるので、ネットでの購入をおススメします!

令和3年度 日本語教育能力検定試験 試験問題
日本語教師としての知識を測る試験「日本語教育能力検定試験」。 「令和3年(2021年)度 日本語教育能力検定試験」の問題と解答を一挙掲載! 巻末には試験の実施状況や平均点などをまとめたデータが収録されています。 なお、本書には解説は付属していません。

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1番 問1

留学生の発話では「大きいものがいいですよ」「困らないですよ」と断定的な表現が多いですね。
dが正解です。

他の選択肢も見ていきましょう。

「フィラー」とは、「あの…」「ええと…」のような言葉を探しているときの音声のことです。
今回の発話では見られませんでした。

「割り込み」は、そのままですね。
今回の発話では見られませんでした。

「独話」とは、漢字が表しているとおり「ひとりごと」のことです。
会話のキャッチボールをしているので、これは違いますね。

1番 問2

日本人の大学生の発話「デジタルフォトフレーム、それでいいんじゃない⤴」を留学生は「否定」として捉えていました。

日本人の大学生はイントネーションによって「肯定」を表していたのですが、留学生は「じゃない」という表現で意見を「否定」されたと感じていますね。

a が正解です。

2番 問1

「当てはまらないものは…」とされるだけで、散らされますね。。

試験Ⅱ 問題4は、
① 事前に選択肢を読んでおく
② 聞きながら、ひたすらメモを取っていく
③ メモを見ながら1番・2番を解く

が王道な解き方ではあるのですが、今回のように「当てはまらないものは…」と出題されたら、②の段階でどんどん選択肢を削っていった方が良いです。
選択肢の内容を見ても、全然ピンとこない…という場合は、思い切って2番だけに集中するのもテクニック的には有りですね。

先に選択肢の内容を見ていきましょう。

a の内容は、イ・エなどの「前舌母音」が、ウ・オなどの「後舌母音」になることです。
難しく書いてありますが、「母音が間違っているか?」を聞かれています。

b の内容は、「いえ」「いーえ」のようなイメージです。
「単音で1拍で発音すべきところが、長音になって2拍になっているか?」を聞かれています。

c の撥音とは、「ん」のことですね。
「ふぉんと」「ふぉと」のように、「『ん』が落ちてしまっていないか?」を聞かれています。

d の句末とは、文の途中の切れ目の部分のことですね。
「『書いて表すと句点が入るところ』が強調されているか?」を聞かれています。

それでは、聞き取った内容を踏まえて選択肢を見ていきましょう。

「メッージ」「パーント」と発音すべきところが「メッージ」「パーント」となっています。
母音が違いますね。
前舌母音「エ」で発音すべきところが、後舌母音「ウ」になっています。
a は間違いではありません。

「スマホ」「でんしゃ」「ちず」と発音すべきところが「スマホ」「でんしゃ」「ちず」となっています。
単音で発音すべきところが長音になっていますね。
b は間違いではありません。

「グループはー!」「答えた人はー!」「アプリはー!」「インタビューでー!」「多かったのはー!」と句末を伸ばして強調していました。
d は間違いではありません。

残った c が正解です。

2番 問2

「どのようなアプリを使っているか知りたいと思いました」をすべきところを「どのようなアプリを使っていますか知りたいと思いました」、「アプリで誰と話すかを調べました」とすべきところを「アプリで誰と話しますかを調べました」としてしまっています。

疑問節の作り方に誤りがありますね。
bが正解です。

3番 問1

先に選択肢の内容を見ていきましょう。

a の「明示的訂正」とは、教師が学習者の誤用について指摘・修正を与える際に、誤用をはっきりと伝えて語彙・文法の理解を促す方法のことです。
「図書館へ本を借りました」→「図書館で、ですよ」

b の「リキャスト」とは、教師が学習者の誤用について指摘・修正を与える際に、間違えたことを明確に伝えるのではなく暗示的に示す方法のことで、「明示的訂正」の対義語である「暗示的訂正」の手法の1つです。
「景色がとても美しいでした」→「そうですか、とても美しかったですか」

c の「明確化要求」は、ロングのインターアクション仮説のうちの1つですね。
相手の発音が不明確で理解できないときに、発音を明確にするように要求することです。
「??に行きました」→「どこに行ったんですか?」

d の「誘導」はそのままですね。
「図書館へ本を借りました」→「図書館へ、ではなくて…?」

今回の内容では、留学生が「こえん」「そじ」「どぐ」「ゆがた」ち発音したのに対して、教師が都度「こうえんに行きました」「公園でそうじしました」「どうぐを借りて、ゆうがたまで」と暗示的に発音上の誤りの修正を促しています。

bが正解です。

3番 問2

「こうえん」→「こえん」
「そうじ」→「そじ」
「どうぐ」→「どぐ」
「ゆうがた」→「ゆがた」
とすべて、母音が『ウ』の長音が単音になってしまっています。

同様のパターン(母音が『ウ』の長音が含まれている語群)は、c ですね。
これが正解です。

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