【令和3年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅰ 問題8の解説!

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過去問解説

令和3年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における

 試験Ⅰ 問題8

の解説をしていきます。

お手元に、以下をご用意の上で読んでいただければ幸いです。

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問1 道具的サポート

解説 ソーシャル・サポート

「ソーシャル・サポート」とは、社会の中で周辺の人から受けることができるサポートのことです。
以下の4つに分類することができます。
● 道具的サポート
● 情緒的サポート
● 情報的サポート
● 評価的サポート

解説 道具的サポート

「道具的サポート」とは、テキストや参考書を支給する等の物質的な援助のことです。
(サービスの提供も、道具的サポートに含まれます。)

解説 情緒的サポート

「情緒的サポート」とは、課題にぶつかったとき等に、感情面での解決で援助を行うことです。

解説 情報的サポート

「情報的サポート」とは、課題解決のために必要な情報やアドバイスを提供することです。

解説 評価的サポート

「評価的サポート」とは、相手に対して肯定的な評価を与えて、相手を励ましていくことです。

その答えになる理由

1 「情緒的サポート」の内容です。
2 「情報的サポート」の内容です。
3 「道具的サポート」の内容です。
4 「評価的サポート」の内容です。

3が正解です。

「ソーシャル・サポート」は平成30年度試験などでも出題されています。

問2 ストレス

その答えになる理由

2と3は、明らかに間違いですね。
ストレスはプラス⇔マイナスのどちらに働くこともありますし、人によって感じ方も異なります。

悩むとしたら、1と4です。

4は「解決策を考えるづけることで軽減される」が間違いです。
解決法がない場合もありますし、人によっては考えること自体がストレスになりえます。

1が正解です。

問3 ソーシャル・サポート・ネットワーキング

解説 ソーシャル・サポート・ネットワーキング

「ソーシャル・サポート・ネットワーキング」とは、その人の周辺の「家族」「友達」「先生」「近隣住民」などのことです。

これらの人々から行われるサポートが、問2の「ソーシャル・サポート」です。

その答えになる理由

3だけサポートではなく、ただの業務ですね。
これが正解です。

問4 「危機介入」の留意点

その答えになる理由

「危機介入」なので、できる限り早く、学習者を救い出すことが求められています。

1・2は前半部分が、明らかに間違いですね。
悩むとしたら、3か4です。

4は、選択肢の内容自体は合っています。
ただ、「危機介入」の留意点としてはやりすぎ感がありますね。

3が正解ではないでしょうか。

問5 自己開示

その答えになる理由

これは解説不要ですね。
肯定証拠だけでは、問題点の分析ができません。
1が正解です。

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