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【平成28年度 日本語教育能力検定試験 過去問】試験Ⅰ 問題5の解説!

2022 6/28
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日本語教育能力検定試験 過去問解説 平成28年度 過去問解説 平成28年度_試験Ⅰ
2022年6月28日2024年3月4日
平成28年度 日本語教育能力検定試験 過去問解説

平成28年度 日本語教育能力検定試験の試験問題における
 試験Ⅰ 問題5
の解説です。

お手元に、問題冊子をご用意の上でご確認ください。

平成28年度 日本語教育能力検定試験 試験問題
著:公益財団法人日本国際教育支援協会, 編集:公益財団法人日本国際教育支援協会
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目次

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問1 自作のプリント教材を作成する際の注意点

その答えになる理由

この問題は、知識は必要ありません。
選択肢を1つずつみていきましょう。

日本語教育能力検定試験の学習では 過去問演習 が1番大切です。

重要な箇所は、フォントを変えたり・大きさを変えたり・太字にしたりして目立たせ、注意を引くと良いですね。
1は間違いではありません。

過去問解説
 令和3年度試験
  試験Ⅰ

情報がどのような階層にあるのかをわかりやすくするために、見出しやインデントを効果的に用いると良いですね。
(インデントとは、文章の特定部分の左端の位置を変更することです。)
2は間違いではありません。

※ 数字は適当です。

令和3年度試験の受験生にアンケートを取ったところ、グラフの結果になりました。
全体の98%の人が「過去問演習は役に立った」と答えています。

図表にはタイトルがないとどんなことを表しているのかわからないですね。
また、図表だけだと情報が不十分な場合があるので、説明文の中で内容に言及した方が親切です。
3は間違いではありません。

日本語教育ナビでは、本サイト(過去問解説・練習問題等)の他、各SNSにて情報発信をしています。
上記の図はサイトと各SNSの関係を示しており、現状ではサイト⇔SNS間が【一方通行】になっているものと【双方向】になっているものがあります。

…なんだかごちゃごちゃしていますよね。
母語話者に向けであれば良いかもしれませんが、学習者向けの教材として使用するにはもっと情報量を落とした方が親切です。
(学習者のレベル感によって、情報量を調節します。)
「イメージを具体化させる…」までは合っていますが、後半の「様々な情報を盛り込んだ…」が間違いなので、4が正解です。

問2 オンラインでの学習と、教室っでの対面学習を効果的に組み合わせた学習形態

平成28年度試験(2016年度)試験の段階で、オンライン授業について言及されています。
令和4年度試験(2022年度)試験からの新出題範囲では「日本語教育とICT」という項目が明記されたので、今後も出題されていく内容ですね。

まずは、用語の意味から確認していきましょう。

解説 プログラム学習

「プログラム学習」とは、学習内容を小単位に分け、小単位を予め決められた順で学習していくことで、最終的に小単位に分ける前の学習内容全体の習得を図る学習法のことです。

① 「調音法」の見分け方
② 「調音点」の見分け方
③ 「音声記号」の整理
④ 「音声記号」と「カナ」の紐づけ
⑤ 「口腔断面図」と④の紐づけ
↓
「口腔断面図」問題が解けるようになる!

解説 ブレンディッド・ラーニング

「ブレンディッド・ラーニング」とは、対面とオンラインを組み合わせた学習形態のことです。

解説 CAI (Computer Assisted Instruction)

「CAI」とは、コンピュータを使用した学習のことです。
コンピュータを使った学習ソフト自体を指すこともあります。

解説 WBT(Web-Based Training)

「WBT」とは、インターネットなどのウェブ上のネットワークを活用した教育のことです。
「zoom」や「italki」などが該当します。

その答えになる理由

2の「ブレンディッド・ラーニング」が下線部の内容そのままですね。
これが正解です。

問3 モジュール型教材

まずは、用語の意味から確認していきましょう。

解説 モジュール型教材

「モジュール型教材」とは、各課で完結している教材のことです。
どの課をどの順番で使うかを自由に決められるため、学習者のニーズに合った進め方をすることができるのが特徴です。
いつ授業に参加してもスムーズについてこられるように配慮されているので、仕事の都合等で毎回の授業参加が難しいビジネスピープルなどに適しています。

解説 レディネス

「レディネス」とは、学習者の日本語学習に対する準備態勢がどのような状況にあるのかの情報のことです。

大きく「外的条件」と「内的条件」に分けることができ、事前調査(レディネス調査と言います)をした上でコースデザインを行っていきます。

●外的条件
・学習者の国籍や母語
・学習者の時間的/経済的制約 など
●内的条件
・外国語学習の経験有無
・(既習者に対しての)学習総時間数 など

その答えになる理由

2が「モジュール型教材」の内容そのままですね。
これが正解です。

問4 トピックシラバス

シラバスはいくつか種類があり、
 令和元年度試験「技能シラバス」
 平成30年度試験「機能シラバス」
 平成29年度試験「話題シラバス」
が正答の選択肢として出題されています。

一通り確認しておきましょう。

解説 シラバス

「シラバス」とは、コース内での学習項目一覧のことです。

「シラバス」は、何を基準にどんな項目を集めたかの点において
● 構造シラバス
● 機能シラバス
● 技能シラバス (スキル・シラバス)
● 場面シラバス
● 話題シラバス (トピック・シラバス)
● 課題シラバス (タスク・シラバス)
に分類されます。

解説 構造シラバス

「構造シラバス」とは、学習言語を文法や語彙の面から分析し、基礎的な内容から複雑な内容へと言語形式を重視して積み上げ式に配列したシラバスのことです。
構造主義言語学の考え方に基づいています。

言語を体系的に学べる一方で、実際のコミュニケーションで使う表現がすぐに学べないというデメリットもあります。

解説 機能シラバス

「機能シラバス」とは、言語を依頼・謝罪・勧誘などの「機能」の面から考え、それを中心に教えていくシラバスのことです。

実際のコミュニケーションにおける運用力が身に付く一方で、基礎的な文法や言語構造を体系的に学ぶのが難しいというデメリットもあります。

解説 技能シラバス (スキル・シラバス)

「技能シラバス」とは、「読む」「書く」「聞く」「話す」の言語の4技能それぞれの熟達を目指すシラバスのことです。
各技能を細分化し、学習者にとって必要なものを重点的にシラバス化していきます。

「書く」であれば、「単語の書き取り→短い文章を書く→長めの文章を書く→作文を書く」のように段階化するイメージで、副教材として他のシラバスとの併用される場合が多くあります。

解説 場面シラバス

「場面シラバス」とは、「飲食店で注文する」「病院を受診する」などの学習者が実際に行う場面を想定し、そこで必要になる語彙や表現を中心に集めたシラバスのことです。

学んだことがすぐに活かせる一方で、文法を体系的に学ぶわけではないため、最初から複雑な文構造が出てくる場合もあるというデメリットもあります。

解説 話題シラバス (トピック・シラバス)

「話題シラバス」とは、「就職」「カルチャー」など学習者のニーズや関心事の話題を取り上げ、それに関する表現や語彙を学ぶためにシラバスのことです。

学習者のニーズ・関心と合致していれば、学習動機が教科されて高い学習効果が期待できます。

解説 課題シラバス (タスク・シラバス)

「課題シラバス」とは、実際のコミュニケーションにおける行動を分析し、そこで行われるタスク内容をシラバス化したものです。

「病院の受診」であれば、「予約の電話をする→受付で症状を話す→診察してもらう」の中でそれぞれのタスクを遂行するために必要となる表現を学ぶイメージです。

その答えになる理由

1が「トピックシラバス(話題シラバス)」の内容そのままですね。
これが正解です。

念のため、他の選択肢も見ておきましょう。

2は「構造シラバス」の内容です。
基礎的な内容から複雑な内容へと言語形式を重視して積み上げ式に配列されています。

3は「機能シラバス」の内容です。
言語を依頼・謝罪・勧誘などの「機能」の面から考え、それを中心に教えていく作りになっています。

4も「構造シラバス」の内容が近いですね。
簡単な内容から難しい内容に順を追って進んでいくため、初級でも体系的に文法を学んでいくことができます。

シラバスについては、以下に練習問題を掲載しています。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

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問5 教科書の構造分析

その答えになる理由

この問題は、細かい知識は必要ありません。

下線部だけだとイメージが付きづらいのですが、本文「教科書を選ぶ際には…」の段落から読めば楽勝ですね。

今回は「教科書を選ぶため」に「その教科書がどのような構造になっているかの分析が必要」だと記載されています。

4だけが、教科書選びが終わった後の具体的な教案づくりの内容ですね。
これが正解です。

次の問題はこちら

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好きな文法カテゴリは、「複文」です。

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